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Basic English入門56: 055:「難を逃れることができた」

055:「すばやく行動して、彼はその難を逃れることができた。」

まずは私の愚案から。
Having taken a quick action, he was able to get away the trouble.
仕事仲間だった米軍将校が「〜したので/ 〜したように」のようなニュアンスでHaving+過去分詞を多用していたのが耳に残り、私の個人的な好みでついついこの表現を使います。シチュエーションにあっているのか、ネイティブにどのように受け止められているか実は不安なところもありますが。

では室先生のBasic訳例です。
①He was able to get out of the trouble by acting quickly enough.
②It was posible for him to get away from the danger by doing things very quickly.
③He got a chance of getting away from danger by being very quick in his act [behaviour].
いや〜、通じる通じるは思うんですがHaving+過去分詞のカケラもないですね。①②③いずれも嗜好を凝らさず、素直にbyで言ってますね。

今回のポイントは、「難を逃れる」「〜することができた」「(素早く行動)したので」です。

「難を逃れる」
①get out of the trouble、
②③get away from the danger、
です。こういう「ギリギリ〜することができた、危ういところで難を逃れた、何とか獲得する、(能動的に)〜する」感の動詞は獲得系のgetですね。室先生はそうは説明していませんが、米軍の将兵はやたらとgetを使います。敵弾の下をかい潜る=get through the enemy firing、何とか潜入する=get into、敵の〜の兆候を見つける=get a sign of enemy 〜。やられた・撃たれた系もgetで、奴が撃たれた=He got a shot. 、ブラックホーク機が墜落させられた=We got a Black Hawk down. getを上手く使いこなせるようになりたいものです。訳例では、getのあとにout of やaway fromで難を逃れた感が出てますね。「難」自体はtroubleやdangerでいけます。

「〜することができた」は
①was able to 〜、
②It was posible for him to 〜、
③He got a chance of 〜ing、 です。
①②は一般的によく使う表ですが、③はBasicらしい表現です。①や②とはちょっと違う「やった〜!」感が躍動的につたわります。こういうニュアンスで伝えたい、ということであって、正解が3つあるということではなく、あくまで伝えるオプションとしてこういうのもあるよ、ということです。

「(素早く行動)したので」
①by acting quickly enough.
②by doing things very quickly.
③by being very quick in his act [behaviour].
「素早く行動する」は表現がいろいろありますね。いずれも、なかなか日本語頭で英訳しようとしても出てこない表現ですね。①はacting quickly enough という語順なんですね。私だとacting enough quicklyとしてしまいがちです。enoughの使い方は覚えておきましょう。②のdoing things quickly約数③のbeing very quick in his act は一見何じゃこりゃですが、こういう表現はBasicゆえのムリに作った普通は使わない表現ではなくて、実際にネイティブが使う表現です。
「〜したので」は、今回の訳例ではby 〜ingというアッサリした形です。これのみが正解ということではありません。室先生があまりそこに重きを置かなかったというだけのことです。

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では次の宿題です。番号が前後してすみません。
054「彼は、今日はほとんど食べ物を食べていないようだ。」

(了)
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