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Basic English入門89: 087「困つた時はいつでも私のところへおいで」

087「困つた時には、いつでも迷わずに私のところへおいで下さい。」

まずは私の愚案から。
When you have a trouble, come to me at once.
「迷わず」をwithout hesitationとしたいところでしたがhesitationはBasic850語になさそうなのでat onceで似たような意味を持たせました。

では、室先生のBasic訳例です。
①When you are in trouble, come to see me straight away.
②Be certain to come to me to get my help [for my help], whenever you have got into trouble.
③Please do not be in doubt about coming to get my help whenever you come up against something troubling to you (troubling you).
①は私の愚案に近い例文ですが、②③は「へぇー」という感じの訳例ですね。

087「困つた時には、いつでも迷わずに私のところへおいで下さい。」
①When you are in trouble, come to see me straight away.
②Be certain to come to me to get my help [for my help], whenever you have got into trouble.
③Please do not be in doubt about coming to get my help whenever you come up against something troubling to you (troubling you).

087「困つた時には、いつでも迷わずに私のところへおいで下さい。」
①When you are in trouble, come to see me straight away.
②Be certain to come to me to get my help [for my help], whenever you have got into trouble.
③Please do not be in doubt about coming to get my help whenever you come up against something troubling to you (troubling you).

「困つた時にはいつでも迷わずに」
①When you are in trouble, ... straight away.
②Be certain to ...., whenever you have got into trouble、
③Please do not be in doubt about 〜ing whenever you come up against something troubling to you (troubling you)、
「」内の日本語をどこで切るか迷いましたが、語感を全体像の中で捉えた方がいいと考えて長めに捉えました。3者3様のBasicらしい表現ですね。
まず「〜な時はいつでも迷わずに」ですが、①は「〜な時には直ぐに」をstraight awayを末尾に付けて簡潔に表現しています。室先生曰く、このstraight awayは「①時間を浪費しないで、②精神的に気兼ねなどしないで、directlyに、③ ずっと先まで真っ直ぐに」などの意味があります。straight awayの代わりにWithout giving thought to unnecessary
thingsともできる、と室先生は言いますが、いささかくどいですね。②はbe certainを文頭にしてwheneverでつないで「〜な時にはいつでも」を表現。③はPlease do not be in doubt about 〜ingを使って「迷わず〜せよ/躊躇なく〜せよ」を表現しています。②のbe certain toと丁度反対の表現ですが、意味は同様です。
「困った時には」の部分ですが、①はWhen you are in troubleというオーソドックスな表現。困っている状態を現在形でナチュラルに表現。②はwhenever you have got into troubleと現在完了を使い、かつget intoでいかにも良くない状況に陥ってしまった感じを出して「困った状態に陥ったこと」を表現。③はcome up against=「何かにぶちあたる、何かよ
くないことにぶつかる」を使って、更にsomething troubling to you (troubling you)=「あなたを困らせている何か」なんて洒落た表現で攻めてきました。これは私の頭のどこを捻っても出てこない味わい深い語感のある表現ですね。参りました。
ちなみにtrouble(特に①のような)の部分ですが、室先生の解説によれば、troubleの前にmuchを入れれば「とても困ったら」、someならば「何かあつたら」、anyならば「ど
んな時でも、いつでも」とmuch, some, anyなどの基本単語を効かせることでバリエーションの幅を出せます。
また、③のsomething troubling youはsomething にtroubling以下が形容詞的にかかって「あなたを困らせること」になります。something troubling to youだとtroublingだけが形容詞の働きをして「あなたにとつて迷惑なこと」になります。

「(いつでも迷わずに)私のところへおいで下さい」
①come to see me (straight away)、
②(Be certain to) come to me to get my help [for my help],、
③(Please do not be in doubt about) coming to get my help、
①はseeを使うことでsee a doctorと同様に会いに行くことでいろいろ助言をもらったり支援を受けることが包含されています。②はcomeにto get my help(for my help)を付けて、「手助け」の部分を補っています。ちなみにfor my helpだけだと私が誰かを助けるのか、誰かが私を助けてくれるのか分かりませんが、そこは「文脈」で決まってきます。

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では、次の宿題です。
088「この頃は親の言うことをきかない子供がだんだん増えてくるようです。」

(了)
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Basic English入門88: 086「環境に支配されることが大変大きい」

086「人の行動は、環境に支配されることが大変に大きいものです。」

まずは私の愚案から。
Behaviors of men are dependent on the environment around them. / Activities of men are ruled by the surroundings.
Basic850語にbehaviorはないかもしれないし、environmenとかsurroundingもあったかな?ならthings and conditions around themなんてどうでしょうか。とりあえず通じますかね。

では室先生のBasic訳例です。
①It is true that our behaviour is very much dependent on things and events about [round] us.
②It's a fact that our behaviour is very frequently under the control of our outside conditions.
③I would say that the conditions in which we are living are very much responsible for our behaviour.
「行動」behaviorはBasicにありましたね。「環境」environmentやsurroundはありませんでした。

「〜なものです。」
①It is true that、
②It's a fact that、
③I would say that、
私の愚案では、ここは訳さなくてもいいかなと思って入れませんでしたが、この手短かな前置きの部分があると確かに言いたい主文がピリッとしますね。こりゃあった方が渋いですね。

「人の行動は、環境に支配されることが大変に大きいものです。」
086「...は〜に支配されることが大変に大きい」
①... is very much dependent on 〜、
②... is very frequently under the control of 〜、
③〜 are very much responsible for ...、
①be dependent on、②be under the control of、③では裏返してbe responsible for を使っています。③は日本人的発想ではなかなか思いつかないように思いますが、こうした柔軟な発想の転換が大事ですね。
また、「...が大変を大きい」の語感を出すための強調表現として①③はvery much、②はvery frequentlyを使っています使っている単語は基本単語ですが、この位置でこう使うのか、と勉強になります。

「人の行動」
「人の行動」は①②③ともour behaviourでした。Basic850語にbehaviourがあったとは...。

「環境」
①things and events about [round] us、
②our outside conditions、
③the conditions in which we are living、
ナルホド、Basicならではの単語の組み合わせ/言い換えで、今回も勉強になりますね。①③は読めばナルホド分かりますが、自分の言葉としてはなかなか口から出てこない柔軟な表現です。ちなみに、①のaboutとround ではaboutの方が対象範囲が広い表現だそうです。

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では、次の宿題です。
087「困つた時には、いつでも迷わずに私のところへおいで下さい。」

(了)

Basic English入門87: 085「必要以上に物を言うと損をする」

085「必要以上に物を言うと、損をすることがありますよ。」

まずは私の愚案から。
When you say something more than necessary, you will get losses in some cases.
「〜することがある」は、mayを使うのかなと思いながらも、in some cases で言えるのでは、という思いつきでこうしてみました。

では、室先生のBasic訳例です。
①Talking much rnore than is necessary will(may) at times (sometimes) be a cause of your loss.
②It is sometimes against your interests to say more
than is good.
③It is sometimes not in your interests to say much more than is right.
④It will sometimes put you in a poor position talking more than is necessary.

「必要以上に物を言うと」
①④Talking much rnore than is necessary、
②to say more than is good、
③to say much more than is right、
あれまぁ、①〜④までmore thanの後にisですね。isって必要なんでしたっけ?入れなくても通じると思いこんでいました。この問題にはなぜか知らねど室先生の解説がありません。「weblio」の例文を検索してみましたが、more thanの用法でこのようにisが使われているものがなかったので不明なままですが....。
①は見聞きしたことがありますが、②③のgoodやrightでnecessaryのように使えるのですね。「適度」を意味する語感として使っているのでしょう。ナルホド、意味深い味わいのある表現ですね。

「損をすることがありますよ。」
①will(may) at times (sometimes) be a cause of your loss、
②It is sometimes against your interests、
③It is sometimes not in your interests、
④It will sometimes put you in a poor position、
「することがある」をat timesやsometimesで表現しています。
「損をする」の部分を①be a cause of your loss、②It is (sometimes) against your interests、③It is (sometimes) not in your interests、
④put you in a poor positionで表現しています。①はlossを使って直訳的に分かりますね。②③はyour interests「あなたの興味/関心/利益」という語をagainstやnotで否定して表現しています。更に④ではput you in a poor position「あなたを窮する立場に置く」という表現で来ましたね。いずれも、いかにもBasic的な表現ですね。こういった簡単な中学英語に単語を使いながらも、その基本単語の意味を踏まえて味わい深い多様な表現を使いこなせるトレーニングがBasicです。身につけたいものです。

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では次の宿題です。
086「人の行動は、環境に支配されることが大変に大きいものです。」

(了)

Basic Engkish入門86: 084「優しい言葉をかけてくれた」

084:「彼は私に優しい言葉をかけてくれただけでなく、いろいろ私のためになる事をしてくれた。」

まずは私の愚案から、
Not only he gave me kind words but also did a lot of things for me.
「優しい」はgentleか?と思いつつも日本語逐語訳ではなく文意を汲み取るとkindかな?しかし、室先生が出す問題で、こんな中学英語そのもので済むわけがないので、何かワナがありそうですね。

では、室先生のBasic訳例です。
①He said kind words to me, and in addition, did this or that in my interests.
②He has done a number of things for my good in addition to giving loving words to me.
③In addition to saying some words very pleasing (comforting) to me, he did all sorts of acts to my profit.
ナルホド、構文上のワナではなく、「優しい言葉」のような一見簡単な言葉ながらBasicらしい味わいのある言葉遣いを、室先生は教えたくて今回の出題をしたようです。

「彼は私に優しい言葉をかけてくれた」
①He said kind words to me、
②giving loving words to me、
③saying some words very pleasing
(comforting) to me、
「優しい言葉」一つとっても、①kind words、②loving words、③some words very pleasing (comforting) to meと3様ですね。①は中学英語として(あ、私の愚案がまさに中学英語か)、②③は味わい深い表現です。「(優しい言葉を)かける」の部分も、①③say、②giveでwordsが目的語にきています。こういう表現を自分の持ち駒として、自然と言えるようになりたいものです。

「〜だけでなく、...」
①〜, and in addition, ...、
②... in addition to 〜、
③In addition to 〜, ....
素材は同じin addition toですが、伝えたい内容、順序、ニュアンスによって使い方を選びます。additionはin addition (to)という決まり文句のみならず、「追加」の意で
He says he will have a new addition to his famlly in three months.
のように「もう1人子供が生まれる」という感じに使えます。

「いろいろ私のためになる事をしてくれた。」
①did this or that in my interests、
②He has done a number of things for my good、
③he did all sorts of acts to my profit、
「私のためになる」の部分が実は深かったのですね。私の愚案ではfor meという中学英語で不足を感じていないレベルの低さでした。室先生の解説は以下の如し。①in one's interestsで、ある人の利益の範囲内のこと。人間は利を追求することに一番の関心があるので、interestも「利益」から「関心、興味」という具合に意味が広がり、
That will be no good in your interest(それは君のためにならないよ)
すなわち against your interest といううこと。 ②for one's goodになると「~のために、~の利益をめがけ
て」という意味が強くなる。③to one's profitでは、そいつのprofitに到達するまでという感じです。profitは「得になること」でbusinessなどでよく用いられ、お金が入るとか、品物がもらえるとか、かなり具体的な内容をさすことが多い。...とのことです。
「いろいろしてくれる」の部分は、
①did this or that、
②He has done a number of things、
③he did all sorts of acts、
です。「いろいろ」にもいろいろな表現ができますね。

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では次の宿題です。
085「必要以上に物を言うと、損をすることがありますよ。」

(了)

Basic English入門85:083「〜と言つて出かけたが」

083「昼までには帰つてくると言つて彼は出かけたけれど、まだ帰っていません。」

まずは、私の愚案から。
He said he would be back by the noon, but he is not here yet.
簡単な中学英語の英作文と思ったら、Basic縛りのせいか難しいですね。「〜だけれど...」なんてalthoughとかneverthelessも浮かぶのですが、Basicにないのでは?と割愛したあげくbutが残りました。書いてみて、ありゃ?と気付くのは、時制の不一致。じゃあ、それぞれを単文にするか。
He said he would be back by the noon. But he is not here yet.
カッコ悪いですね。

さて、室先生のBasic訳例です。
①He went out saying he would be back by the middle of the day but he still has not come back
②He went off giving his word that he wouldn't be out till later than the middle of the day but he is still out.
③He went out saying he would be in about the middle of the day, but he is still out at present.
いずれもgo outやgo offとなっていて気づきましたが、私の愚案では「出かける」を忘れていました。「〜と言って出かけた」をwent out saying ...というんですね。

「〜と言って出かけた」
①③went out saying ...
②went off giving his word that ...
まず「出かける」ですが、went outだと「出掛けてその場にいない」、went offだと「その場を離れた」という語感になります。
went our saying ...というのは便利な言い方ですね。またgiving his wordは「~ と言い残して/〜と約束して」という語感になるそうです。室先生の解説には、sayingのように‐ing形の分詞構文にすることで「~なので/〜した後で/同時に/〜すると」などの表現ができる、と書いてあります。
Seeing me in the room he quickly went out.であれば、「彼は、部屋に私がいるのを見たので(見た後で/見たと同時に/見ると)素早く外出した。」と言えるわけです。勿論、訳し方が多様だと本来の意味と違う場合があるので、〜ingと主文との関係を正確に表現したい場合は、この表現を使わずにこれ以外の英語で言い表すべきです。

「(間接話法で)昼までには帰つてくると言つて...」
①saying he would be back by the middle of the day、
②giving his word that he wouldn't be out till later than the middle of the day、
③saying he would be in about the middle of the day、
間接話法では未来の話を過去時制で言うwouldが効いてますね。
「帰ってくる」を①be back、③be inで、②はひねり技で敢えてwould not be out till...と表現しています。②は「昼より遅くには外出していない」という日本人にはこんがらがる表現なので①が無難ですね。
「昼までには」は①by the middle of the day、②(not)... till later than the middle of the day、③in about the middle of the day、と表現しています。Basic850語にはnoonがないので、the middle of the dayなんていい方をしています。③の場合は「昼までに」を「昼頃には」に代えてしまっています。これも日本人には①が無難ですね。

「(...だが、)まだ帰っていません。」
①but he still has not come back、
②③but he is still out (at present)、
①の現在完了でも、②③の現在形でも伝えたい内容にピッタリくる方を使えばいい、ということです。「彼は行ってしまったままでまだ帰ってこない」なら①を。「彼は今外出中だ」という現在時点の状態を言いたいなら②③を。

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では、次の宿題です。
084「彼は私に優しい言葉をかけてくれただけでなく、いろいろ私のためになる事をしてくれた。」

(了)